CPAのスコアリング
こんばんは。前にも書いたけど残念ながら今回FARは不合格だとほぼ確信しています。
でも、希望を持ち続ける事は大事ですよね!多少でも希望を保つためにCPAのスコアについて改めて調べてみました。*1
一つ、分かったこと。AICPA、Authoritative Literatureから探すリサーチ問題に関してはどう採点しているのかはっきり公表していないようですね。大御所でも言う事が微妙に違います。
まずはAICPAが公表している事から。
1.MCQとTBSのスコアの比例は50:50(BECはMCQ:TBS:Writing50:35:15)
以前は60:40だったらしいですね。でも、4択を上手に答えられても使えない新CPAが出没するようになり、Task Based Simulation (TBS 若しくは SIM)に重きをおく新方式が採用される事になったと聞きました。
2.Psychometric (サイコメトリック)という方式でTestlet1の出来によって、Testlet2の難しさが変わる。
これはアメリカでビジネス系で大学院に進む時に受けなきゃいけない事が多いGMATと呼ばれる共通テストでも使われている方法に似ている。上手くできれば次に出てくる問題が難しくなり、悪いと簡単になっていきます。
GMATでは一問一問の出来によって難しさが変わるんですが、CPAExamはTestlet1のまとまった結果によってTestlet 2の難しさが変わります。(Testlet 1&2とも4択MCQ)
そしてTestlet 3、4、5はTBS。(BECのTestlet5はWriting) これはTestlet 1&2の出来に関わらず、最初から決められたものが出てきます。
3.Passing Scoreの75点は75%の正解率ではない。
上にも書いた通り問題が難しくなったりするので、一つ一つの問題の比重が違います。それらのデータをノーマライズし0-99に変換しそれが点数になる。だから75%の正解率に達してなくても難しくて比重の高い問題が正解だと合格点の75点以上である事もあるんですね。
4. 採点されないPre-test Questionsが必ずMCQには12問、TBS1問がそれぞれのテストに含まれている。そしてBECにはWriting3問中1問はPre-test
BECのTBSって4問しかないのにその内1問はPre-test。TBSの比重が35%としても、3問結構がっつり良くないとダメって事? WritingのPre-test<=これ必要ですか?Writing のテーマの聞き方を試しているって事?
もし私に合格の希望が残されているとしたら、これ!
FARのMCQは合計66問。何とMCQの20%弱、TBSは8問中1問なんで12.5%はPre-testなんですね。
5.リサーチ問題の比重は??
さて、ここが大御所が微妙に違う部分です。
まず私の中での大御所:Wiley CPAExcel、Becker、Another71.com(これはユーザーForumだから信用度が多少低い)
今年の8月のWileyブログに依るとリサーチ問題はいくつものパートに分かれているから出来るだけ埋めるべきって書いてます。
Beckerは2016年のブログにリサーチ問題はPartial Creditはもらえないと書いています。All or Nothing(完全にあっているか、いないか)。だからしっかり対策すべきって事。*2
Another71.comのオーナーはリサーチ問題は1ポイント程度だとフォーラムで答えています。
一回読んだ後再度見つけられないけど、リサーチ問題は他のTBS一問と同じだけのポイントになると書いてあるのも読みました。FARだと8問中1問は採点されないので1/7のウエイトを占めるって事らしいです。私はリサーチに救われている感があるのでそうだと嬉しいけど、どうでしょう?リサーチって比較的簡単な気がするのでそこまでポイントが高いのってフェアじゃない気もする。けど、新CPAを指導する立場にある人達が新人に何を求めるかを聞く事もプロセスに入っているらしいので、AICPAが新しいCPAに求めている事に依るって事なんでしょう。
そのうちCPA Exam にData Analyticsとかも導入するためCommitteeも発足したっていうし、AICPAって変化速い!
以上、まとめてみました!
AICPAより