私はエイリアン
REGのFormation of Entityというセクションを勉強中に自分がアメリカではエイリアンだったという事を思い出しました。
アメリカの移民法では外国人はエイリアン、外から入ってきた人間、とカテゴライズされます。私は未だに日本の国籍を持っているのでResident Ailien(恒久的にアメリカに住んでいる外国人)です。永住権を持たない外国住民はNon-Resident Ailienと呼ばれます。
いやーな呼び方です。まぁこれは法的な呼称で一般的にはGreen Card HolderやPermanent Resident(永住民)と呼ばれますが。
永住権を持つと普段の生活はほぼアメリカ市民と同じになります。引っ越しも就職もほぼ自由。もちろん税金は市民同様納めます。市民にあって永住民に無い権利は投票する事と外国に行った時にアメリカに守ってもらえない事。これはベリーズでちょっと問題が起こった時バンバン感じました。*1
なれない職業は警察官や連邦政府職員になる位でしょうか。あと連邦政府と深い繫がりをもつロッキードなんかは市民権を持っている事が条件になっています。それ以外は公務員にもなれるし、セキュリティをクリアして空港でも働けます(経験談)。
因みにAilien Numberを略したA-Numberなるものを移民は与えられています。日本で言うとマイナンバーの外国人版かな?10年に一回更新するときだけ書類に書き込む番号。
何故こんな事を書こうと思ったかというと、Nonresident Ailienは S Corporation(個人の会社)のShareholders (株主)にはなれないというのがREGの勉強中出てきたから。
*1:この時私の州を代表する上院・下院議員、はたまたツテを頼ってキューバの領事などに上司・友人・地元の人が電話やメールを出してくれ事無きを得ましたが、自分の市民権を持たない移民という立場の弱さを実感しました。