SmokyAudit アメリカで生きる-日々是修行

40代現役内部監査人が最も苦手な会計監査を克服するべくCPAになりました。アメリカ生活の方が日本で生きた時間よりも長くなったけど、心は日本人です。

イギリス旅行記(5) ウエストミンスター寺院

ロンドンではウエストミンスターアビー(寺院)に行って来ました。寺院はBig Benや議事堂の真ん前なんですね。ちょうどBrexitのニュースで持ちきりだったので、ニュースキャスターやサインを持ってる両サイドの市民が集まっていて、寺院の前を歩くだけでも興味深かったです。

ウエストミンスターアビーはエリザベス女王の戴冠式やウイリアム王子の結婚式が行われた場所。スタンダードなツアーは確か£20で音声を聴きながらのツアー。トリップアドバイザーでは余分に£7払って人に案内されるツアー(英語のみ)がおススメされていたので、そうする事に。

結果、素晴らしく良かったです。そのツアーは10人以下でボランティアなどではなく、寺院で働く人がツアーガイドをしてくれます。私のツアーガイドはVicar(副牧師)という役職を持つ人ベンという人。気さくでユーモアがあって、終始楽しいツアーでした。私のグループは9人(4カップル+私)だったんですが、私を含め5人はフロリダから、2人はテキサス、もう一つのカップルがイギリスのヨークシャーからという構成でした。音声のツアーにはない裏話や10世紀に寺院を建てた王の棺(実際に寝かされている場所)に入れてもらえたりします。一時間ごとにお祈りの鐘がなるんですが、丁度棺の場所にいたんです。私は一番最初に寺院を建て始めたヘンリー5世の棺のひざ元でお祈りしてきました。ロイヤルファミリーが来たときに座る場所に案内された時は、女王様の指定席もみる事ができて、私は「あぁここに女王様のお尻がのっかるのね」と不謹慎な事を考えてました。ベンは私が日本人である事を含めて、現エリザベス女王の戴冠式の時の当時の皇太子さまのいた場所とかも教えてくれました。

その後は毎日一般の人に公開されるミサに出席。ガイドのベンのコネで普段は聖歌隊が座る教会のど真ん中で、娘と一緒にイギリスのミサを経験する事ができました。

写真など一切寺院の中では撮れない分、しっかり記憶に焼き付けてこられたと思います。

www.westminster-abbey.org


自分にはっぱをかけながら、日々進む

最近ちょっと自分の限界(年か!?)を感じている。

 

勉強にスイッチが入らないと自分に自然に声がけしている。「がんばれー。」とか「できるぞ」とか「もう少しだよ」とか自分に優しいバージョンもあれば、「起きてちゃんとやれよ、お前。」「いつまでダラダラしてんだよ、お前」というヤンキーバージョンもある。

 

私は職場で今のポジションに着くまで、自分の知識の足りなさに気づいてなかったのか危機感がなかった。ヴィジョンを持って色々備えるという力が足りないから、必要になって慌てるという性質は一生物か。ガクッ

イギリス旅行記 (4)ロイヤルファミリーに因んだ名前が溢れている国

イギリスに行って驚いた事は色々な物にロイヤルファミリーLOVE💖を感じる名まえがあちこちについていたいたこと。

 

私がレ・ミゼラブルを観た劇場はQueens Theater(女王劇場?)、他にもPrice Albert Museum(プリンスアルバート美術館)Her Majesty Theater (ハーマジェスティ=女王陛下劇場?)などなど。

 

日本も一般的に言って天皇制を誇りに思っていると思うけど、天皇陛下劇場とか徳仁親王駅とかってないからね。第2次世界大戦敗戦をきっかけになくなったとかじゃないし。それとも一般的な物に天皇に因んだ名前をつけるなんて、畏れ多いって思ったからかな。

 

一人で当てもなくブラブラしていたら、沢山の人が一つの方向から歩いて来たので、それを逆行したら、バッキンガム宮殿に着きました。皆んな近衛兵の交代を観に来てたんですね。見逃してしまって残念!

 

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イギリス旅行記 (3)Luggage Hero 

朝の8時半ごろギャトウィック空港を出て、ロンドンの街中に着いてもAirbnbのチェックインまではしばらくある。(この時はオーナーから見放されるとは考えてもいなかった。)娘のお土産とかいろいろあったから、5泊にしては結構大きいスーツケースをゴロゴロ言わせていた。ホテルなら預けられるけど、Airbnbではオーナーに3時前は無理って言われたんで、これを預ける事ができる場所がないかネットを見ていたら、Luggage Hero ラゲッジヒーローなるものが存在する事を発見!

 

Luggage Heroってのはスーツケースを預かってくれるサービスで、チェックイン前やチェックアウト後に街をぶらぶらしたい時に最適!私は聞いたことなかったけど、アメリカにもヨーロッパにも大都市には預けられる場所は何か所もあるではないの。今見てみたら、ロンドンだけで83か所もあった。その中に泊まる(予定だった)Airbnbのすぐ近くにある場所を発見!早速空港でアカウントを作り予約してピカデリーサーカス🎪に向かう事に。

 

https://luggagehero.com/ 

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ラゲッジヒーローはこういう事!

ピカデリーサーカスについて、その住所まで行ってたけど、それらしいサインは無し。たどり着いた住所のお土産屋さんと両替所の前を行ったりきたりしても見つからないので、両替所のお姉さんに思い切って聞いてみた。うちではないけど、スーツケースを持ってた人が次に見かける時は手ぶらだったのは見たことがあるから、隣かその隣のお土産屋さんだと思うよって教えてもらった。ちょっと強面の一軒目のお土産屋さんのお兄さんに聞いたら、そこでした。

 

手順はこんな感じ:

1.携帯の予約の画面を見せる。

2.預ける準備ができたらアカウントのタイマーをスタートするよう指示される。

3.スーツケースのチャックのところに結束バンドと連絡先を書いた番号札(予約番号だったかも。。。)がつけられる。

4.番号札がついたスーツケースの写真を撮る(取りにもどった時にそれを見せるため)。

5.お土産屋さんの半地下に自分で持っていくよう指示される。

6.遊びおわったら、取りにもどる。

7.先に撮った写真を見せて、スーツケースを受け取る(または自分で取りに行く)

8.タイマーをストップする。

9.一日最高8パウンド。

 

私は9時間くらいあずけたかな?預けられる時間帯はそのお店次第。でも全部ウェブサイトで最初からわかるから安心。

 

これは本当におすすめです。結束バンドでスーツケースを開けられないようにされるので安心して預けられます。お土産屋さんのお兄さんは不愛想でカスタマーサービスなんていうのとは無縁だったけど、スーツケースは無事でした。

 

これで味をしめて、帰りも最後の観光するのに、預けて遊べて楽ちん楽ちん。帰りはクイーンビクトリアステーションの近くのラゲッジヒーローに。こっちのおじさんたちはとってもフレンドリーでした。

 

 

 

イギリス旅行記 (2)Airbnbの落し穴

時系列じゃなくて、記憶に残った事を思いつくまま書いていこうと思います。

 

今回の一番強烈な思い出は初日のエアビーアンドビー

 

基本キッチンがあるホテルが好きなんで、最近2泊以上の旅行をする時は大体Airbnb ばかり使ってます。ロンドンは一杯リスティングがあるし、娘は元夫と2週間ヨーロッパを色々回った後ロンドンで落ち合う予定なので(これにもストーリーがあるけどそれは置いといて)洗濯物もあるだろうと思って、迷わずAirbnb。

 

車なしの駆け足での旅行なんで、交通の便が良くてロンドンの有名処ピカデリーサーカスにあるアパートを借りようとおもいついた。シドというターバンを巻いたかっこいいオーナーのアパートを借りる事。このオーナー、返事がめちゃくちゃ速い!感じもいい!フロリダの空港から「明日からよろしく」と出すと「チェックインは何時でもいいからね。ロンドンを楽しんで!」と即返事。

 

そしてロンドンに早朝到着。お昼ごろにシドに連絡するも返事なし。でも娘とチャイナタウン、マッサージ、ミュージカルと楽しんだので、特に気にしていない間に夜の6時に。スーツケースをゴロゴロ言わせて、アパートのアドレスの辺りをウロウロしてたけど、ロンドンの夜は風が強くて寒い!そしたらアパートの横には「辻利」というカフェが!そこでほうじ茶ラテを飲みながら待つことに。私は「まぁ何とかなるさー」って思う方なんで2時間粘ったけど、だんだん心配になってきました。(<もっと早く心配すれって?)娘は父親が借りてるホテルに荷物を置いてあったから、今晩はそこで別れる事に。

 

そのあと携帯のバッテリーもあと10%って時に、辻利を出て、アパートのブザーを上から一個ずつ押すも誰もシドという人を知らないと言うしAirbnbとかで借りている旅行者ばかり。そのうちの一人が気の毒に思ったのか、ホールウェイにだけは入れてくれたけど、風をしのげるだけで寒い。。。What'sApp(ほわっつあっぷ ていうLineみたいなアプリ)でシドに電話し続けるも出ない。。。。

 

決断の時がきた。そう、オーナーにほっぽられた事を直視する時。丁度Airbnbでそういうケースがあったというのを読んだばっかりだったので(下の余談を読んでね)、後でクレームを出す事に決めて、旅行を楽しむ事に頭を切り替える事にした。

 

Airbnbを諦めてホテルに移動する事に決めたのは夜9時ごろ。Hotels.comでピカデリーサーカス内でも一泊180パウンドというリーズナブルなホテルを見つけたけど、携帯のバッテリーがあと残り数%でWifiなしだと予約を完了する前にバッテリーなくなりそうだし、歩いて行こうにも地図を使えない。

 

途方に暮れていたら人力車で稼いでいるおっちゃんが声をかけてきてくれた。この人が超優しい人で、まず歯がガチガチ言う程震える私に有無を言わせずジャケットを着せてくれて、私の携帯のバッテリーが低いとわかると、自分の携帯を使って行きたいホテルのアドレスを探させてくれて、指が冷たくなりすぎてタッチスクリーンが使えないでいると手袋を貸してくれた。しかも英語があまり上手じゃない人なのに、一生懸命私とコミュニケーションを取ろうとしてくれてすごい安心できた。ホテルに着いた時にもちゃんと空き部屋があってそこに泊まれる事ができるってわかるまで「ホテルの外で待ってるよ」って寒空の下、外で待っててくれたんだ。

 

アルメニアから移民してきたというおっちゃんは神様が送ってくれた天使!乗せてもらった距離はほんの2-3分だったけど、彼の見せてくれた優しさは一生物。お金も払えるだけでいいからって言うから、お財布にあったキャッシュを全部渡して(せめて相場の2倍位であったと思いたい。。。値段を教えてもらえなかったから、わからないけど) ぎゅーってハグ🤗させてもらった。私も困っている人がいたらおっちゃん程やさしくしてあげたい。

 

娘がイギリスに行くって言ったときは留学って言葉の違うところに行くってイメージがあった私は、なんで言葉が同じ英語圏のイギリスにわざわざ行くの??って思ってたけど、あの晩ほど言葉が通じる事の有難みを痛切した事はない。

 

エアビーアンドビーで悪い経験をしたのは初めて。これからも使うと思うけど、海外で使う時はレビューが100以下のところはやめようと決めた。

 

その晩になぜか娘が私とまた合流して、私のイギリス初夜はこうして過ぎていったのでした。

 

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 余談:Airbnbで一番多いクレームはオーナーのドタキャンや私の例みたく突然連絡が取れなくなり立ち往生するケースらしいです。そういうオーナーは大抵貸す部屋を色々なサイトに出しているため、値段が一番高く貸せたところを優先して、そのほかの予約を放置するという悪質な人たち。私が読んだケースは何か月も前から予約していたのに、出発二日前にキャンセルされてオーナーから返金はあったものの、同じレベルの部屋の予約をすると$10,000 (130万くらい?)余分にかかり、その差額をAirbnbに請求するも断られる。その後Airbnbを訴えて勝訴した、という話。この話を読んでいたので、私の差額なんて可愛い額だったので、頭をすぐ切り替える事ができた。

 

 

イギリス旅行記 (1)

しばらく前の話になるけど、娘が1セメスター交換留学をするといって、一月にフロリダを出発した。

 

その話を聞いたのは11月の末の感謝祭で家に帰ってきたときの事。

 

私の反応は「は?」

 

その理由:

① えーと、あと一か月ちょいで出発ですが、その費用は誰がお支払い?

② 交換留学って言葉の違う国に行くイメージがあったから、アメリカからイギリスってどんな意味があるの?

③ どの大学?え?Exeter (エグゼター)?聞いたことありませんけど?

 

これらの疑問点をいくつかの親子バトルを経てして、聞きましたよ、私は。最終質問「で、いつそっちに遊びに行っていいの?」

 

聞くと、イギリスでは春休みは5週間あるというではないの~。「いついこうかな~」とルンルンしているうちに、元夫に先を越された。。。もう飛行機をとった、と。😨Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン じゃぁ、私は2番手で4月10日到着、6泊7日の旅となった。

 

ヨーロッパに行った事がなかった私。せめてもう一か国回ろうかと思ったが、元夫は娘を連れ、2週間かけてイタリア、バチカン、フランス、アイルランドに行くというではないの。私は一つの都市に最低2泊はして、じっくり腰を据えたいタイプ。というわけで、私はイギリス国内を無理なく娘と回る事にした。

 

娘にイギリス国内で行きたい場所を聞くと、オックスフォードとケンブリッジという。頭の良い人が行く街の空気を吸って、自分も頭がよくなりたいとか。良い心がけですね~。私も雅子様が通っていらした町の空気を吸ってみたい!

 

地理的な事を考え、ロンドン2泊、オックスフォード1泊、エグゼター2泊、ギャトウィック空港のホテルで1泊という予定になりました。(続く)

 

 

Cash Flow が~!(ただの金欠って話)

夏が終わってもCPAの免許は取れてないから、職場からの3クラス分の払い戻しも6週間おあずけ。捕らぬ狸の皮算用で、すぐ戻ってくるさーと今期の授業料($2,300)など貯金から一括払いしてしまっていた所に、予定外の出費...

 

娘のラップトップが盗まれて、大学で必須なので急いで買う。予定していなかったうちのピットブルMix・ピットが病気になって、一晩入院と通院。色々重なって、一気に$2,000以上がここ2週間くらいで吹っ飛んで行った。

 

こういう時のための貯金も授業料の一括払いを3期続けたため、目減りしてた所だったから痛い!です。

 

自分ではすごい計画的だったつもりだったけど、やっぱり私は詰めが甘い。

 

こんなにズボラで、CPAになっていいのか!?

 

でもピットは一晩入院して点滴してもらったら、結構元気になって、こんなに可愛い写真を獣医さんが送ってくれたのが、嬉しかった。持病持ちになっちゃったけど、気をつけていけばまだまだ一緒に走り続けられる。もうお別れ?って思った週末を過ごしたから、生きてくれてればラッキー。あぁ可愛い😍

 

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娘はラップトップが盗まれた同じ週末、詳細は割愛するけど、誘拐されるかもって思うほど怖い思いをしたらしい。何かを失くすという運命の週末だったなら、失くなったモノが「物」ラップトップで良かった。神さまありがとう。

 

金欠なのは授業料とピットの治療費と娘のラップトップに使ったから。活きたお金の使い方が出来た!と思って(思い込ませて)、乗り切るしかないっしょ。