CPA Exam Blueprints(すこし付け足しました)
CPAを目指す皆さん、こんばんは。金曜の夜です。
突然ですがCPA Exam Blueprints を皆さんは試験の準備に使っていますか?
正確には Uniform CPA Examination Blueprints。Blueprintsは日本語では設計図面なので、AICPAが出す公式のテストガイドとでも言いましょうか。文字にリンクを貼っているのは今現在有効のもの。写真に貼っているのは2019年一月から有効のBlueprintsです。
私はAUDとBECの時には、どのセクションが何%位テストにでるかというサマリーをパラパラッとしかみていませんでした。こんなの熟読したって出てくる質問は分からないから100云ページを読むのは時間の無駄のような気がして。
でもCandidate Forumで何度かBlueprintsを見る事を薦められていて、FARの勉強を始めるにあたってFARを読み、それからAUDとBECのセクションも振り返ってみました。
Uniform CPA Examination Blueprints 解析
100ページ以上ありますが、よく考えれば全部のセクションを一辺に受けるのでなければ、受けるセクションをその都度読めばいいんですよね。セクション毎にみれば20ページ程度の表です。例えば“Nature and scope: audit engagements"という部分であればRepresentative Taskに書いてあることは理解・暗記程度で良い、という事になります。(↓)AICPAに依ると、Skillが左から(Remembering and Understanding)から右に行くほど(Evaluation)難しくなります。
これは例ですが、もしこれをAUDのテスト前に読んでいたら、Subsequent Eventsの理解が曖昧だった事に気が付けたと思います。1)と2)の違いを明確に自分の言葉で説明出来なかったから。この部分は“Application"という事になっています。特にひねる事なく事例を読んで暗記した事を当てはめれば良いって事ですね。
中々役に立ちそうなので、FARを受ける際は、一つづつ理解出来ているのかチェックしていこうと思います。↓ここら辺がちょうど勉強し終わった箇所。
FAR:Non-Profit Organization とGovernmental Accounting
あとBlueprints読んで前々から気になっていたFARのNPOとGov'l Accountingの謎も解けました!結構たくさんの人から「20%位はこのセクションから出た」「私のMCQは半分以上このセクションだった」聞くのが不思議でしょうがなかった。
人の話にもNPOとGov'tはセットになって出てくるし、WileyをザッとみてもNPOのセクションは特にべつにないので、
Area IV State & Local Gov't = NPO & Gov'l Accounting
と勝手に解釈していました。(私だけ?)
Area IV Summaryに拠りますとState & Local Gov'tは全体の5-15%程度のはず。天下のAICPAが公式ガイドから外れるとは思えないので摩訶不思議だ、と。(まぁNASBAのスコアリリースの仕方を考えるとそれも「あり」と思えたりもしますが)
そしたらですね!Blueprintsによるとですね!Area I、II、& IIIそれぞれに「Non governmental, NPO」のRepresentative Taskがそれぞれのエリアの1/4位を占めているではないですか!
てことは、State & Local Gov'tが最大の15%でて、NPOがそれぞれのセクションの25%を占めた場合、最高36.25%がNPO & Gov'l Accountingという事態があり得るんですね。*1 これは比重率が高い。この部分を甘く見てはいけない!
もし「何をどこまで勉強すればいいのー?」と途方にくれていたら、ぜひ読んでみて下さい。Representative Taskを読むと何を出来るようにならなければいけないとか、その部分をどこまで出来る様になればいいのか分かるので(暗記程度なのか査定・評価まで出来なきゃいけないのか)結構役に立つと思いますよ。私は「Identify うんちゃらなんやら」を「Can I identify うんちゃらなんやら?」みたく疑問文にして、自分の理解度を自分に問うています。
昨日8時間寝て少し元気になりました。睡眠はホント大事ですね~。さぁまた気合を入れて勉強しなきゃいけない週末がやってきました。合格に向けて一歩一歩進みます。
*1:(15%+(85%x25%))