SmokyAudit アメリカで生きる-日々是修行

40代現役内部監査人が最も苦手な会計監査を克服するべくCPAになりました。アメリカ生活の方が日本で生きた時間よりも長くなったけど、心は日本人です。

CPA修行記ーまとめ(弐)

ここまでの道のりを忘れない様に自分の記録として残したいので、つらづらと書いていきます。

 

2017年秋から2018年夏までの道程:大学院 Master of Accountancy の日々 

 

 

2017 Fall Term (August-December 2017)

1st Minimester(7週間集中型)Advanced Managerial Accounting

BECに一番役立ったクラスはこれでした。ここでガッツリBECのFinancial ManagementのセクションとOperations Managementのセクションで出てくる事を学びました。

難しい上に課題が多くて、寝ないで勉強したのにファイナルのスコアが残念で、スコアがリリースと同時に漫画の様に涙がドバーって流れてきて、家族をびっくりさせてしまいました。娘は「Oh Mom, Please don't cry」って言ってHugしてくれたので、さらに涙が出てきて、多分10年ぶりくらい久しぶりにオンオンと声をあげて泣きました。

 

でも、クイズやExtra Creditで小さいスコアを稼いでいたので、最終的には「B+」で落ち着きました。

 

BECを苦痛に感じず合格できた理由の50%はこのクラスのお陰!

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2nd Minimester Advanced Auditing

このクラスは自分の仕事にも関連しているので、理解が深まっていくのとFinancial Auditに関しては新しい事を学べて本当に面白かった!Professorもとっても親切で、質問があってメールするとすぐ折り返し電話をくれる教授で、一時間も話し込む事があった。この教授にはCPAの教科を合格する度に報告してました。全科目合格した時は、メールじゃなく直接「おめでとう」を言いたいって電話をしてくれました。

 

現役監査人の意地で「A」をとります。

 

でもAUDで重要だったAdjusting Journal Entriesに関しては、No Touchだったなぁ。

 

2018 Spring Term (January - May 2018)

1st Minimester 日本での里帰りを満喫するためスキップ (笑)

2nd Minimester Seminar in Financial Accounting

教科書ナシ、タイトルからはどんなクラスかも想像できなくて、ドキドキ。

蓋を開けてみると。。。怒涛のリサーチ、リサーチ、リサーチのクラスでした。

でもここでFASBの歴史とCodificationを学びます。このクラスのお陰でWileyの938ページあるFARのテキストの内30ページ位はスキップできたかな?(笑)

 

このクラスは濃かったなぁ。

 

毎週クイズ、プラス中間と期末テスト、中間と期末の間(最後の4週間)に数々の課題の締め切りがありました。

  • 個人のリサーチペーパー、
  • そのプレゼンテーション(パワーポイントとプレゼンを録音)、
  • クラスメート8人のリサーチペーパー&プレゼンの批評(4時間分)、
  • グループプロジェクト(ケーススタディをリサーチしてJournal Entriesを書く、Financial Statementsを作る、そしてそれをリサーチとしてペーパーにする)

その間も週毎のレクチャーとクイズは続いているのに。とんでもない量の課題だったなぁ。

 

私のチームメンバーは最高で3人共仕事をしていたにも関わらず、それぞれの得意部分で貢献。距離的に離れていた3人でも、FaceTimeでミーティングを重ねてグループプロジェクトを作り上げました。

 

成績は「A-」

 

この時期、週末以外は一切走るのをやめていました。

 

そして、3クラスを終わらせた時点でフロリダCPAの受験資格が出来たので、そちらに集中するため、大学院をお休みする事にしたのでした。

 

続く。