SmokyAudit アメリカで生きる-日々是修行

40代現役内部監査人が最も苦手な会計監査を克服するべくCPAになりました。アメリカ生活の方が日本で生きた時間よりも長くなったけど、心は日本人です。

次々に期待していなかった事が起こる:CPA Exams 頑張って良かったぞ。

こんにちは。

 

3月の18日にCPAの試験全てクリアして事が判明してから早2週間以上!

 

この2週間で全く予想外だった良い事が次々に起こって、改めて「CPA合格の威力ってすっごーい」と思えたので、それをつらづらと書いてみます。

 

やったー!其の壱:費用の払戻

私の職場は資格取ることを積極的に応援してくれます。けど、原則事前に許可を取った必要とされている資格のみ、です。CPAは内部監査としては持っていた方がいい資格だからそれに関しては払い戻ししてくれるかなって淡い期待を持ってました。でも、私はもう職場のサポートを通して色々資格を取っているので、CPAに関してはアピールしなかったし、事前の許可も取りませんでした。落ちた時を考えて、みんなに「どうだった?」て聞かれたくないっていうのもあったし(←これが一番の理由)

 

上司に合格の報告に行った時「Awesome job!」と言われただけだったし事前の許可を取っていなかったのでCPAにかかった費用は払ってもらうのは諦め気味でした。

 

それなのに部署の予算の事で先週上司に会いに行ったら、CPAの費用の話を上司から持ち掛けてくれたんです。

 

上司「CPAの費用いくらかかった?」

私「テスト代は$1000ちょっと」

上司「教材は?」

私「Wileyをブラックフライデーセールで買って$2000位」

上司「ふーん。OK。必要な書類提出したら、全額払うよ。」

私「やったー!Thank you so much」

上司「ライセンスを取るのにあと大学院の3クラス必要って言ってたよね?」

私「よく覚えていますね。」

上司「まぁね。その3クラス分の費用も、修了したら払うよ。」

私「どぇーーーーーーー!OMG!ぜんっぜん期待していなかった。I am speechless!!」

 

そうなんです!CPAの試験にかかった費用のみならず大学のクラスの費用も3クラス分払ってくれる事になりました!

 

CPAの威力すごし。

 

やったー!其の弐:お給料アップ

其の壱で書いた予算の話し合いの時に起こったんですが、残念とやったー!が入り混じっています。

 

上司「この間から話していたポジションの話だけど...」

私「(期待値マックス)はい!」

上司「君には今のポジションが合ってると思うから、そこで目標を達成していってほしいんだよね。」

私「Oh…I understand」

私は顔に出るタイプだから、ガッカリ😞感満載の顔してたと思う(>_<)

 

上司「で、今のポジションのままで昇給を来年の予算に上げていいよ。他の部署のDirectorと同じ額に。」

私は一番最近昇格したDirectorで、同等おポジション内では一番お給料低いんです。

 

私「え。。。。。。。。それって$○○○位の昇給だけど」

上司「うん、でもCPA合格したでしょ。あともうすぐで他のCPAはリタイアするでしょ。そしたらうちのCPAはSmokyだけになるからよろしく。」

 

私の職場の新卒監査人のお給料以上の額のUpを提示されました!これには驚き。

 

CPAの威力すごし。

 

やったー!其の三:大学院二クラス免除

Master of Accountancyを終わらせるのにあと6教科残っていて、あと2学期で3科目ずつ取るか、2科目ずつ取って3学期かけて卒業するか迷っていました。

 

諸々不明確な事もあったので大学院のアドバイザーに相談しよう!と思い立って予約する事に。どうせならCPAのライセンスの質問もしちゃおうと思って、それに関して詳しいアドバイザーをお願いしたら、Master of Accountancyの学部長(Dean)との予約との事。前のDeanはバサバサ切り捨てるような冷たい感じだったので、ちょっと怖気づいてました。

 

新しいDeanに聞きたい事全てを答えてもらえる様、事前に質問メールを送ったら、その直後に電話がなりました。知らない番号だったから取らなかったら、またかかってきたので3回目に取る事に。そしたらDeanから直々の電話ではないですか。

 

Deanは在学中に全て合格できた事をいたく喜んでくださって、「自分はDeanとして6単位までProficiency Credits(必要な知識を十分持っているという事)をあげる権限があるんだ。CPAの試験全てに合格したって事はそれにあたるから、どうする?」

 

どうするって?えー、欲しいですよ、もちろん。喉から手が出るほどに。お金も時間も労力も一学期分丸々節約できるって事ですから!

 

Deanと予約ってびびってたけど、彼じゃなきゃできない事だったから良かったー!これで夏と秋の学期を終わらせると卒業という目途が立ちました!2019年と共に勉強勉強の毎日をsunset(終わらせる事)できます。

 

試験を受ける必要な単位だけを取って、試験に集中するため休学。それから復学。我ながらザ・非効率的な事と自覚してたんで、ちょっと鬱々していた(勉強に対してガス切れしているんで)けど、全て吹っ切れました!

 

Proficiency Creditsは、合格していなかったらもらえなかった単位ですから!

 

CPAの威力すごし。

 

やったー!まとめ

CPAになろうと決めたのって基本的に自分の知識と箔を上げるため(若しくは首を切られた時に就職しやすいよう)だったので、それらにかかる費用全て自費覚悟で始めました。(首を切られなければ)転職する予定も昇格する予定もナシ🈚。なので周りから変わっていると思われていたと思うし、実際そう言われました。

 

私の子供時代の夢は才能の無さにはどうあっても抗えない夢だったため「報われない努力」とともに葬られました。

 

私は夢以外の事にコツコツ頑張るタイプじゃなかったので、40代にして初めての「努力が報われる」喜びです!もっと早く始めていれば、と思う事もあるけど、過去は変えられないので All is well that ends well (終わり良ければ総て良し)!